新聞で消費税の記事

ウチの近くの中華料理屋で夜ご飯を食べた。料理が来るででの間、新聞を読む事にした。毎日新聞だった。

解散総選挙が話題になる中、大きな課題の一つである財政再建、それに伴い消費税増税に関してもかなり紙面が割かれていて、初心者向けにわかりやすく解説したコーナーみたいなのがあった。形としては「何が問題になっているのか」を政治局の記者だったかが回答していく、と言うスタイル。

  • 消費税は日本には欧米諸国より遅れて導入された
  • 先進国では台湾・カナダ(とあと1カ国くらい)と並び最低の税率(5%)
  • 近年では消費税の比率を高くする国が主流

みたいな事が書かれていた。

(カナダの5%っていうのを除いて)別に間違った事は特に書いていないんだけど、新聞の常として(意図的かどうかはさておき)、重要な情報を書いていない。

自分であれこれ書くのも面倒なのでWikipediaから引用する。

欧州では10 – 20%以上の国が大勢を占める(上述)。この事実が、日本における消費税率引き上げの根拠とされることがある。経済界では、経団連が度々消費税率引き上げを主張している。
(略)
この「欧州では10 – 20%以上」の議論では、その支出が医療・教育・福祉など国民の基本生活を支える目的に使われていること、食料品などの税率は低く抑えられていることなどの点が無視されていること、日本では、20年間の消費税の累計が法人税減税に見合っていて、国民に法人の社会的負担分を負担させていること、さらに平行して社会福祉の切り下げが継続しておこなわれていることなど、正確な議論を抑える形で税率引き上げ論として利用されていることがあり、より深めた議論が必要とされている.

自分が住んでいたケベック州も消費税(みたいなの)は13.5%だけど、スーパーでの買い物(野菜とかパスタとか)にはかかっていなかった気がする。

何度も同じ事書いてる気がするけど、新聞とかテレビって信用ならない(別にWikipediaとかネットに書いてある事が常に正しいとは思わないけど)。

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