Angel’s Egg

GongのRadio Gnome Invisibleシリーズ二作目。個人的にはこれが一番好き。一番最初に買ったGongのアルバムってのも関係してるかもしれないけど。
コミカルさというか明らかにいった感じなのは前作のFlying Teapotの方がちょっと上だけど(前に書いたレビュー?)、このアルバムは全体的なまとまりとしては明らかに上。Gongの最高傑作とされる次作のYouよりも個人的には好き。Youも当然好きだけど。
1曲目はインスト。イントロって感じ。けだるい感じだけどだんだんと微妙に盛り上がっていくリズムがかっこいい。当時はLPだし音楽的な性質からも、基本的にはアルバムを通して聞くのが普通かも。全体的にけだるい感じなので、夜寝っ転がりながらまったり聞くのがいいのかも。
そんな中、8曲目のOily Wayや最後を締める(CDの場合はシングル曲とかが後ろに付いてるけど)14曲目のEat the Phone Book Codaとかは割と軽快なテンポでアルバムにリズムを付けてる。特にOily Wayは16分で細かく刻むドラムがいい感じのジャズロック。音は純粋にかっこいい。13曲目のI Never Glid Beforeとかも、軽めのリズムにトリップ系のホーンやボーカルが乗ってて気持ちいい。

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