仕事での中国人
本ブログのエントリ一覧をボーッと眺めていた。あぁ昔こんな事やってたなぁ・考えていたなぁetc.と言うのが分かって結構面白い。
いくつかのエントリを見てるときに一つ思い出した事があった。昔中国人が上司だった事がある。すっかり忘れてた…5年以上前の話。
今の職場には1人中国人が居る。先月までもう1人いた。自分が今まで一緒に働いた事のある中国人は3人。ちなみにその他だと、カナダ生まれのカナダ人2人、レバノン系カナダ人1人、イラン系カナダ人2人、メキシコ人1人、フランス人2人、フィリピン人10人位なので、フィリピン人に次いで2番目に多いのか(って言っても3人だけど)。
自分の周りのたった3人なのでそこから一般化するのは危険なので、それら3人と世間一般の中国人へのイメージとを絡めて書いてみたい。
○Aさん
(確か)中国でPh.D取得。工学系だった気がする。当時の上司。もう記憶がかなり曖昧、というか印象が薄い。
彼ともう一人の同僚とで一緒に富士山に登った記憶がある。私生活で付き合う分には普通な気がする。性格は穏やかで当たり障りのない人という印象。世間一般でよく言われている騒々しい、我が強い中国人でないのは、それなりの教育を受けているせいかもしれない。
技術者としての実力は不明。そう言った形では関わっていないので。
マネージャーとしては・・・多分無能なんだろうなぁ。自分の上司だったんだけど、彼の更に上の上司の言う事を聞くだけっていう印象しかない。
○Sさん
中国で専門学校か何かを卒業した後に来日。確か日本語学校に通った後に、日本の地方国立大学を卒業(学部卒)。後述のNさんの話だと、日本にいる中国人は、本国で学部を卒業してから日本で修士や博士課程に進む人が多いらしいが、Sさんは中国では大学に入れず(日本のように受験戦争が厳しいらしい)、その為専門学校に行ったらしい。これまたNさんの弁だけど、本国で学部を卒業して日本で修士とかを取っている人に比べるとレベルが低いらしい。
なんか日本で良い大学に行けなかった人が海外の有名な大学院を卒業する事を「学歴ロンダリング」なんて揶揄する人もいるけど、中学で大学に行けなかった人が日本で大学を卒業するってのもそれに少し似てるかなぁと思った。
話はそれたけど、彼は所謂SEとして自分と同じプロジェクトに参画。経歴では以前はブリッジSEとして10人程度の中国人のチームと日本側との間に立っていたらしい。経歴だけ聞くと結構立派。若い頃から日本にいて日本の大学を卒業しているだけあって、日本語も上手。
で、実際の仕事ぶりはというと・・・かなり酷い。
- 何より技術力不足。簡単なプログラム修正が1人では出来ず、横からアドバイスをして、時間をかけて何とか完成させる事が出来るレベル。
- というか、論理的思考能力がかなり低い。
- 人の話を聞かない。分かったフリをする。あるいは「分からない」というのが恥ずかしいのかも。
- 前にもちょっととりあげたこのページに出てくる人達のような未成熟さがかなりある。
(少なくとも表面上は)真面目で人当たりは良い。経済的に大きな発展を遂げた上海出身のせいか、日本を下に見てる節がある。そういうのは思っていても隠しておいたほうが色々と得だと思うし、本人もそうしてるつもりなのかもしれないけど、隠せていないのは・・・何というか頭が悪い。
日本人は中国人に良いイメージも悪いイメージも持っていると思うけど、上に書いた通りその悪いイメージの多くの要素を持っている気がする。
IT業界内では中国へのアウトソーシングも比較的一般的で、彼らの仕事ぶりや質などについても色々な所で書かれている。安いけど質は低い等々。Sさんはそう言う意味でも「典型的な」中国人かもしれない。安くはなかったけど・・・
結構長くなったので、残りの一人Nさんについては、また暇なときに書こうっと。ちなみに彼は優秀。