海外志向?

ある人が書いたブログの記事が話題になっている、という内容の記事が先週J-CASTに載ってちょっと話題になった。詳しくはここを見てもらうとして、要は「日本にはもう希望が持てないから海外で働こう」という感じの内容のブログ記事があり、それに対する反響や他の人の意見などが載ってる。

自分も海外で3年間働いた経験があるので、その記事を興味深く読むと共に色々と考えさせられた。

J-CASTの記事で池田信夫さんの意見が載っていて、自分の意見もそれに近い。留学して海外で働くというのはかなり特殊な選択肢で、この「希望のない社会」に対する解決策・提案としてはあまり有効でない気がする。元のブログの筆者は渡辺さんというスタンフォードでMBAを取得しその後もエリートコースを歩いてきた女性。留学をさせてもらえる金銭的余裕のある家庭自体どんどん減っていると思うし、留学したからって卒業後に海外で働けるかというとそれ程甘くない。

とはいえ、海外に出る事自体には意味がある事だと思うし、成功体験を持つというのも重要だと思う。その意味では元の渡辺さんのブログ記事にも共感できる部分はある。自分自身海外で生活した事により日本の良いところや悪いところが客観視できるようになった部分もあるし、成功体験はあまりしていないけど、まぁ海外で何とかやってこられたという点は自信にもなってる。

やっぱり自分は日本で育ったし育ててもらったので、日本に何かを還元したいなぁって思いはある。海外で成功するんではなくて、出来れば日本で成功したいなぁ。その上で海外にも出て行ければ一番かな。

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