eGroupWare + OpenLDAP

オープンソースのグループウェアeGroupWareのバックエンドにOpenLDAPを使ってみた。eGroupWareは通常だとアカウント情報をデータベースに格納する。その方法でのインストールは簡単なので特に触れない。

環境

  • CentOS 5.2
  • OpenLDAP 2.3.27 (CentOSのrpm)
  • eGroupWare 1.6.001

■OpenLDAPのインストール

yum install openldap-clients yum install openldap-servers
cp -p /etc/openldap/DB_CONFIG.example /var/lib/ldap/DB_CONFIG

あとはDB_CONFIGを適当に修正。

次に、以下のようなLDIFファイルを作成。

dn: dc=kazu,dc=tv
objectClass: dcObject
objectClass: organization
o: kazu ldap
dc: kazu
dn: cn=Manager,dc=kazu,dc=tv
objectClass: organizationalRole
cn: Manager
dn: ou=People,dc=kazu,dc=tv
objectClass: organizationalUnit
ou: People
dn: ou=Group,dc=kazu,dc=tv
objectClass: organizationalUnit
ou: Group

それを以下のコマンドで登録。

ldapadd -x -D "cn=Manager,dc=kazu,dc=tv" -W -f first.ldif

これで一通りはokか。

■eGroupWareのインストール
パッケージをApacheのhtdocs(自分の場合/usr/local/apache/htdocs/)の下に解凍し、あとはhttp://hostname/egroupware/にアクセスして指示に従うだけ。

そのセットアップスクリプトで足りないパッケージとかも教えてくれる。自分がインストールしたのは以下のものくらい。

pear install Auth_SASL


■eGroupWareからLDAPを使う設定
設定画面を直接見た方が早いと思うので、キャプチャ画像を。
eGroupWare-LDAP1.PNG

eGroupWare-LDAP2.PNG

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