BIRTをWebアプリで
仕事で使って結構便利だったので。
○概要
BIRTは、eclipse.orgのサブプロジェクト(?)のレポーティングエンジン。データベースからデータを取ってきて、それをグラフとか表にしてレポートを作成出来る。出力はHTMLとPDFが可能。
仕組みとしては *.rptdesign というテンプレートファイルをGUIのツールで作成して、グラフとか表の元になるデータはSQLを使ってデータベースで撮ってくる事が出来る。
これだけだと、別にMS Office(VBA)+ADOとかでも十分な気がするけど、BIRTの場合はAPIを使ってWebアプリケーションとかにも使える。WebシステムでレポートとかがPDFに出力出来ると便利な場合って多いと思う。
○前準備
・インストール
色々依存するパッケージがあって面倒。all in oneのパッケージがあるのでそれを利用した方がいい。
・*.rptdesignファイルを作成
チュートリアルなどを参照
○Webアプリケーションで使う
・ライブラリをインストール
ライブラリファイルはかなり多数ある。面倒なら、全部のjarファイルにクラスパスを通しておく。
・PDF出力
後はAPIの解説ページのIRunAndRenderTaskの項のコードサンプルそのまんま。
・注意点
PDF出力でもオプションの指定に使うクラスはHTMLRenderOption。ちょっと紛らわしい。
○参考
APIに関してはこの辺を。
APIの解説(英語)
JavaDoc
日本語だと情報少ないけど、こんなページがあった(リンク切れ)。
ITアーキテクトのこんなページも
一度仕組みが分かっちゃえば全然難しくないし、便利なツールだと思う。