VNCをxinetd経由で
VNCは便利なのでよく使っている。でも、普通の設定だとVNCを使えるユーザーとかを設定しなければいけなくてちょっと面倒。
xinetd経由で起動するようにして、認証もxdmcpを使うようにすると使い勝手更にアップ。
巷には沢山設定ページが出てるんだけど、VNC 4.xの場合ちょっとだけ追加で設定が必要なので、一応まとめてみた。
○環境
・サーバー
CentOS 4.3
VNC 4.0 (vnc-server-4.0-8.1)
○設定
・/etc/X11/gdm/gdm.conf の修正(以下、修正点のみ)
[xdmcp] Enable=true
・/etc/services に以下のエントリを追加
vnc-1024x768 5900/tcp # vnc
・/etc/xinetd.d/vnc-1024×768 というファイルを以下の内容で作成
# default: on # description: vnc service vnc-1024x768 { disable = no socket_type = stream wait = no user = root server = /usr/bin/Xvnc server_args = -inetd -query localhost -once -geometry 1024x768 -depth 16 -SecurityTypes=None # 1行で log_on_failure += USERID }
ポイントは -SecuritTypes=None
○参考
@ITの記事
Linux graphical login using VNC