The Flying Teapot
最近よく聞いてるのがGong。知らない人の為に一応説明。
多分1970年にデビューしたフランスのバンド(一応)。ただ、リーダーのデビッドアレンはオーストラリア人。イギリス人も色々参加してた。
音楽的には、プログレッシブロックみたいな括りをされる事が多いけど、まぁ一言で言うとサイケ。イッちゃってる音楽。この時代のプログレって基本的にはドラッグやりながら聞くもんっていう印象があるけど(Pink Floydとか)、Gongもまさにそれ。21世紀になった今、今更ドラッグはやる気しないけど、酒飲みながらとかならいいかも(ほんとか?)。わいわい騒ぐタイプの飲み会とかではなく、家に集まってこぢんまり飲む時のBGMとか。いずれにしてもスピーカーの前に向かって真剣に聞くタイプの音楽ではないかも。
もう少し音楽的な事を書くと、ギター・ベース・ドラム・キーボードに加えてサックスとフルートがいる。音の広がりは素晴らしい。というか、どっかの空間にトリップする為の音楽だと思うので、そういう広がりがあって当然か。
The Flying TeapotはGongの代表作Radio Gnome Invisible三部作の一作目。リズムは全体的に軽快で音楽的にも割とポップだと思う。
2曲目Flying Teapotは長い曲なんだけど、同じフレーズでだんだん盛り上げていって、最後にちょっと休憩した後にフィナーレって感じ。テクノとかにも通ずるしクラブとかでもかけられそうな曲(ってどんなクラブだろ…)。3曲目The Pot Head Pixiesはちょっととぼけた感じのポップソング。最後の曲はもう一人のボーカル、ジリー・スミスの奇妙な笑い声や微妙な囁きなどがあったり、普通の人にはちょっとキツいのかも。