ネット社会?
ネットで知り合った人がそこそこいる。リアルであった事無い人も何人か。そういう人達とのつきあい方にはどういう方法があるんだろう?と思わせる出来事(って程でもないけど)があった。
○ネットで知り合った人のパターン
1.掲示板等で○○の人募集とか
昔やってたバンドはネットの掲示板に募集載せててそこに自分が応募した。今仕事でよくお世話になってるYさんはそれつながり。その他何人かいる。
お互い目的がはっきりしているので、分かりやすいし比較的良好な関係が築きやすいと思う。「○○の人募集」ってのが実世界の話の場合、当然その人達とは実際に会う。
2.趣味とかの掲示板で知り合った人
a. 実際に会ったパターン
mixiに今住んでいる場所に関するコミュニティがあって、美味しい店情報を色々教えてくれたIさん。今度一緒に食べに行く事になった。実際に会って話とかが合うようだったら友達になるんだろうし、合わないようだったら単なる知り合いって事になるのかな。
b. ネット内で完結
昔やってたネットゲーで良く一緒にパーティ組んでたOさん。ゲーム中のヒマな時とかに雑談で実世界の事をちょこっとはしゃべったけど、そのゲームをやらなくなってからは1〜2度MSNで会話しただけ。
あと、バスケが趣味のメル友(?)のNさんとはメールでバスケの話をする。世間話もちょっとするけど、あまり興味なし。バスケの試合を見に行かない?と誘われたけど、物理的に無理なので「また今度」と。
○ある出来事
で、今回ちょっと考えるきっかけになったKさん。2.b.のパターン。mixiの音楽関係のコミュニティの管理人さん。そのコミュの参加人数がまだ少なかった頃に「マイミクになりませんか?」ときたのでOKした。当然同じ音楽が好きなわけで、音楽関係の話題では話が出来る。Kさんの日記で音楽の話題があった時にはたまにコメント付けてた。でも、それ以外の日記は最初はたまに読んでたけど、あまり食指が動かないのでその後はスルーしてた。
その後、彼(余談だが登録では男となっていたけど実際は女らしい)のマイミクは増えていって、彼の日記は仲良し達が集う和気藹々としたものになっていった。自分にとって彼は単に同じ音楽が趣味な人ってスタンスだったので音楽ネタ以外は相変わらずスルー。
その後、彼は第1次マイミク切りキャンペーンだかそんなのをやった。要はあまり交流の無い人は事前通告無しにマイミクから削除するっていうものだった。なぜか知らんが自分はその時は切られなかった。けど、第2次か第3次でその人から切られたようだ。最近いろいろバタバタしてたので気づかなかったけど。
○さて、ネットだけでどこまで?
確か、彼は元々実世界での知り合いはマイミクにしてなかったはずなので、ネットだけで知り合った人とあそこまで楽しそうにコミュニケーションを取ってるのがちょっと不思議だったし、自分にとってはちょっと入りづらい雰囲気だった。実際、入っていかなかったし、彼にとってはそう言う人は求めてないか、少なくともマイミクに入れるほどの「特別な」存在ではなかったようだ。
ところで、ネット(だけ)のつながりって、人間にとってどこまでの割合を占める事が出来るんだろ?自分としてはネットだけの知り合いの場合は趣味とか何かの共通点だけでつながるって感じで、やっぱり実際に会わない人とはそれ以上(人生を語ったり悩みを相談したり)にならないんだけど、人によってはそうでもなさそう。最近は小学生の頃からネットが普通で、自分らの世代とのコミュニケーションの仕方は変わってるんだろうなぁと思った。
マトリックスみたいな話もあるし、この世界はそもそも存在するのかって真剣に考えた哲学者も多数いるわけで、実世界と仮想世界の区別ってのも思ったより曖昧なんじゃないかって気がしてきた。なかなか興味深い。