欧州で美容院
今回の欧州旅行、最初はイタリアのSardegna(Sardinia)島に行ったが、田舎のため日本人を見慣れていないせいなのか、はたまた旅行直前はメチャ忙しかったため髪を切る暇が無くボサボサの髪だったせいなのか、人にじろじろ見られる事が結構多かった。なのでレストランとかに行ってもあまり落ち着けず、パンとかを店で買って公園やホテルで食べる事が多かった。もしかしたら違う原因かもしれないけど、ホテルとレストランでイヤな思いをした事も1度ずつあり。
ローマは1日だけだし風邪をひいて途中からホテルで寝ていたので印象はあまりなし。次の訪問国ルクセンブルグではイヤな思いは特になかったけど、やっぱりずーっと気になっていて「早く髪を切りたい!」と思い続けていた。で、ルクセンブルグを翌日出国という日になって美容院に行ってみた。不安もあったけど何事もやってみるべし。
une coupe et une permanent
でとりあえず通じるだろうと思って(正しいかどうかは定かではないけど)、言ってみたら何とか通じた。
Combien ça coute?
の答えは35ユーロ。安いし親指を立てた。
C’est bon? (多分)
と聞かれたのでOuiと答える。
Café?
と聞かれるが別料金かもしれないので断る。
で、席に座ってシャンプーも終わってようやく一息つけたが、次なる難題が、、、フランス語で何か話しかけられてるので多分パーマの強さだろうと思い forte と言ってみるが、違う話らしい。さらに話しかけられるがさっぱり分からず。30秒くらいして英語のある程度話せる美容師さんが来て、ようやくパーマの大きさについて聞かれてる事に気づいた。
small? と聞かれたので not small と答えたのだがそこから進まず。で、ロッドを実際に持ってきてくれて OK? と聞かれたものの、普段仕上がりは気にするもののどんなロッドを使ってるかなんて気にしてないから分からず。まぁ not small だし大丈夫だろうと思ったし面倒なので yes と答えた。
次にパーマが終わってカットの段階でどのくらい切るか聞かれたので、前回切ってから3〜4cm延びているだろうから3cmと答えた(その時は眼鏡をかけておらず)。で、カットが終わって鏡で仕上がりを確認する段階で眼鏡をかけてビックリ。前髪が短い!眉毛のかなり上の方に。しかし切った髪は戻るわけもないし。でもさ、雑誌とかがあるんだし、それを見せて「こんな感じ?」とか聞いてくれればいいのに、と思った。
ルクセンブルグでは友人夫婦の家に泊めてもらっていたんだけど、2人が帰ってきた時に「ちょっと切りすぎました」と言い訳がましく言いつつ髪を見せる。夫(フランス人)の方は「いいですね」と。奥さん(日本人)からは特に感想は無かったけど、その後の話だと
「私は怖くてこっちでは切った事がない。友達は髪を染める時にカラーの液を付けたまま放置されて髪が溶けた」
との事。自分は運が良かったのかも。
でも、結果的には切って良かった!切りた〜いというモヤモヤした思いが晴れて、その後のパリ・ベルリンは楽しく観光できたし、変だと思っても3〜4日すれば見慣れるもんだ。それに、日本でも話のネタになるし。