マレーシアでの Commissioner for Oaths

Commissioner for Oaths とは

マレーシアでのとある手続きで、とある文書を Notary Public か Commissioner for Oaths に認証(attestation)してもらえという指示があった。Notary Public は公証人という意味なのは知っていた。日本でも公証人役場ってのがあるし。ただ、Commissioner for Oaths というのは初めて聞く単語だったので、検索したら「【英法】宣誓管理官」との事。英国や旧植民地などでの制度なのだろう。

日本で公証人役場で書類を認証してもらうと、書類によるけど1万円とかかかったりするし、マレーシアでもそうかなと思って、今回は Commissioner for Oaths を使ってみようと思った。

Mont Kiara に結構あった。そして安い

Google Maps で「Commissioner for Oaths」で検索すると、思ったより数が多く、Mont Kiara だけで6個もあった。歩いて行けるのは便利。

commissioner for oaths mont kiara – Google Maps

そのうち、メールアドレスが載っているところにメールで金額を問い合わせてみたらすぐに返事が来た。ただ金額は書いてなかったので、もう1度聞いてみたら、何と1文書につきRM10(2024年12月現在、約340円)だった!大体1000円〜3000円くらいを想像していたので肩透かし。

認証の流れ

値段を聞く時に必要な書類とかも聞いたんだけどそれについては特に返事が無かった。まぁよくある事だし、家の近くだから出直しても大した手間では無いので、とりあえず attestation が必要な書類とパスポートだけ持っていったら、結局それで OK だったっぽい。

一応流れを書くと、

  1. 書類(署名欄は空白にしておく)とパスポートを持っていく
  2. 受付でパスポートを渡す
  3. Commissioner for Oaths の前で書類に署名する
  4. Commissioner for Oaths が、その書類に認証してくれる(はんこを押して、その人も署名する)
  5. 費用を渡す

という感じだった。

受付で5〜10分くらい待たされたけど、実際の手続きは2〜3分で終わった。

会計事務所経由でお願いすると10倍以上の費用が・・・

今回認証(attestation)してもらった文書は法人関連。会計事務所経由で attestation をお願いすると書類1部に付きUSD30(2024年12月現在4700円くらい)かかるとのこと。今回お願いした Commissioner for Oath だと1部RM10(同約340円)なので、1/10以下で済んだ。

まとめ

マレーシアでの手続きでは、書類に公証人(Notary Public)か宣誓管理官(Commissioner for Oaths)による認証(attestation)が求められる場合がある。Commissioner for Oaths は数が多いし(少なくとも自分がお願いしたところは)値段が安いので、自分で連絡して手続きする事をお勧めする。

必要な書類はパスポートと attestation が必要な書類のみ。当たり前かもしれないけど、書類には署名せずに持っていき、宣誓管理官(Commissioner for Oaths)の目の前で署名する。

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