英語サイト

数日前、@ITかどこかで日本企業の英語版Webサイトは以外に重要だ、みたいな記事を見かけた。まったくないよりは、簡単な企業紹介、製品・サービス紹介程度はあったほうがそりゃいいよなぁとか思った。
で、今日、顧客向けの提案資料作成のための下調べをしていた。多くのソフトウェアの分野と同様、その分野も国内市場は大手メーカーによる国産ソフトのシェアが高いが(富士通、日立 etc.)、海外だとそれらの国産ソフトはマイナーで、世界的な大手ソフトウェアメーカーのシェアが高い(IBM, HP, Oracle etc.)。


それら国産ソフトの多くは英語に対応していて、英語版のページも当然もっている。日系企業を中心に導入実績もそこそこある。
しかし、個人的にかなりショックを受けたのはWikipediaのその分野のソフトウェアの紹介しているページを見たとき。ページの末尾に、その分野に該当するソフトウェアの一覧が載っていて、大手のソフトからマイナーなソフト、フリーのソフトまで載っているのに、国産のソフトは一つも載っていなかった。
それら大手日本企業なら当然ちゃんとした広報・マーケティング部門は持っているはずなので、そうした部署の人がちょちょっと自社製品に関するエントリーを(宣伝くさくならないように客観的に)書いて、それに対するエントリーを追加することなんて簡単に出来るはずなのに。
本気で海外展開する気があるのか?と思わざるを得ない。

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