Winny事件を語る
Winny事件を語った。村井教授が。
Winny事件の裁判に村井教授が証人として出廷し、検察側の主張に異議を唱えたそうだ。元記事はこちら。
知らない人のために一応書くと、村井教授は慶応SFCの有名教授で、インターネット関連の研究などが専門のはず(Wikipedia)。で、その村井教授が検察の主張にことごとく反論した感じ。
個人的には金子被告の逮捕に結構驚いた記憶がある。別に違法なファイルを共有していて自分も捕まるんじゃないかっていう話ではなく、Winnyの開発自体はかなり白に近いグレーと認識していたので。あれで逮捕されちゃうとソフトを作る側としてはちょっとツラいなぁと本当に思った。建前ではなくて(自分自身はほとんどソフトは作ってないけど)。
で、それよりも驚いたのが、Winnyの使い方とかの解説サイトを作ってた人も警察に取り調べ受けてノートパソコンを押収されたって事件(?)。これは言論弾圧って言ってもいい気がする。この事件を知った時の素直な感想は
「もう日本には住めないなぁ」
だった。(解説サイト自体やそのニュースは削除されていてすぐには見つらかなかったので、それに関する記事を書いているblogへリンク。)
開発者の逮捕自体にも各方面から疑問があがっているので、時間はかかるけど無罪になるんじゃないかなぁって気がする。というかそうなってくれないと困る。
という事で何とか村井教授や弁護士その他の人々には頑張ってもらわんと。