Pretzel Logic
別に最近買った訳ではないし、超名盤って訳でもないけど紹介。(たまたま今聴いているってだけなんだけど)
Steely Danの3枚目。このアルバムからセッションミュージシャンを本格的に使っているそうだ。1、2枚目は割とストレートなアメリカンロックっぽい感じもするんだけど(もちろん作曲のセンスは秀逸だけど)、このアルバムは前2枚と比べてバラエティに富んでいながらもまとまりを失わないっていう、彼ららしいアルバムのような気がする。彼らはどんなジャンルの曲をやっても彼らの消化・洗練のプロセスを経て彼らの曲にしてしまうんだよね。
好きな曲を適当に。まず1曲目。ヒット曲。ピアノとボーカルがいい。3曲目も綺麗な曲。エレアコ(かな?)、ピアノなどのハーモニーが絶妙。6曲目は豪華なツインドラムの曲で、軽やかな疾走感が○。8曲目はブルース。自分の場合ブルースって結構退屈しちゃう事が多いんだけど、この曲はホーンが入ってたりギターソロの裏でピアノを入れたりサビのハモりとかあって、色々細かく厚みがある。でもやっぱりイヤミじゃなくさらっとまとめている所がすごいよなぁ。
完成度からすると幻想の摩天楼〜ガウチョの3枚に続くアルバムだと思う。