欧州美術館巡り
今回の欧州旅行、何カ所か美術館を巡った。とりあえずざっと感想を。
・オルセー美術館
パリでの初日に行った。午後の3時間くらいしか時間が無かったので、1階周辺しか見てない。人から借りたガイドブックによると印象派のコレクションが(4Fとか結構上の階だった)充実してるそうだが、それらは全く見ていない。まぁ印象派はそれほど好きでもないからいいけどちょっとだけ残念。
オルセーは(確か)英語の説明もあったから良かった。
・ルーブル美術館
大きいとは聞いていたけどあそこまで巨大だとは知らなかった、、、パリ2日目に行ったら意外に空いていた。チケット売り場も大体閉まってるみたいだしオフシーズンなんてこんなものかな?と思ったらフランスのストで常設展はお休みってだけだった。その代り通常は別料金の特別展示がタダで見られた。
で、パリ滞在3日目と4日目にも行ってみた。あと1〜2日はじっくり見てみたいねー。初日はストだったけど、そうでない今回もそれほど混んでなかった。ちなみにフランスの後に訪ねたドイツの友人は春か夏に行ったようで、その時の写真を見せてもらったらまさしく「長蛇の列」。
時代順にじっくり見ていくと、自分みたいにあまり知識のない人でも何となく流れが分かって楽しい。多くの部屋には、その部屋にある作品や時代の解説がクリアファイルに入っており、日本語もあるのが嬉しい。それを読んでると歴史とかについて自分の知識の無さを痛感した。まぁ次回行く時までじっくり勉強しておこうっと。
ちなみに、モナリザはオフシーズンでさえ激混み。100人程度が絵の周りにうじゃうじゃいてカメラを頭上にかざして写真を撮っていた。真正面まで行く気力もなく、ちらっと見て次の部屋に行った。ミロのビーナスはそれほど混んでなかったからじっくり見る事が出来た。小さい頃からの刷り込みかもしれないけど、やっぱり他の彫刻とは美しさが段違いの気がした。フェルメールの有名なヤツ(名前は忘れた)は他の美術館に貸し出し中だった。
8.5ユーロで1日中じっくり楽しめる。金曜日に行った時は21:30まで開いていたので、じっくり見たい人は21:30までやってる日がオススメ(詳しく知らないけど、少なくとも土曜日は18:00までだった)。
・ピカソ美術館(パリ)
一番面白かった。時代順に部屋が配置されている。「ピカソ=キュービズム」と考えているほど何も知らないわけではないけど、やっぱり彼の作品の変化の大きさと質の高さにはただただ驚嘆。ここももう1度行ってみたい。ただ切符売り場が小さく、入館まで待たされたのが玉に瑕。
・文化フォーラム(ベルリン)
13〜18世紀の絵画・彫刻が大量にある。6ユーロのチケットで絵画以外にも色々な展示室を見る事が出来てお得。16世紀位までの絵画ってキリスト教の話を主題にした物が多くて、日本人の自分にはあまりぴんと来ないからあまり好きじゃないんだけど、でもボッティチェリとかはさすがにスゴいなぁって思う絵が結構ある(これも刷り込みかな、、、)。
ドイツ・オランダの絵が結構充実していたような気がする。
・全体の感想
一度は前知識無しで見て、その後に色々本とか読んだり画集を買ったりしてその後にもう一度見に行く、ってのがベストかもしれないなー。あとはフランス語をもう少し勉強したい。フランス語だけの説明だと内容がよく分からない、、、