池波正太郎

以前、友人の「く」に「池波正太郎ならまずは鬼平犯科帳かな?」と聞いたところ、それもいいけど「剣客商売」がオススメ、と言われて読み始めた。昼休みに毎日2〜30分立ち読みして、足かけ半年で全18巻読み終わったのが3ヶ月くらい前。
色々なところで言われれているが、作品中に出てくるメシの描写がとにかく食欲をそそる。出てくるのは江戸時代の庶民の料理が主なので豪華な料理はあまり出てこないが、ソバだのみそ汁をあそこまで美味しそうに書ける池波正太郎はスゴいね。作品中に出てくる料理を集めた「剣客商売 庖丁ごよみ」(amazon)なんていう料理本も出てる(オールカラーだったと思う)。
剣客商売は途中で作者が亡くなってしまうので、ちゃんと完結している終わり方ではないんだけど、基本的には数話読み切りタイプなのであまり関係ない。でも通して読むと大治郎の成長ぶりがわかる。今の自分の年齢と近いし、ああいうかっこいい日本人になりたいもんだね。
話変わって、先週くらいから「鬼平犯科帳」を読み始めた。いつ読み終わるのだろう、、、

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