Eclipseでsubversion
Eclipseは標準でCVSはサポートしてるけどSubversion(SVN)はサポートしていない。Subclipseというプラグインをインストールして使ってる。
○環境
Eclipse WTP 3.0 M5
Subclipse 1.2.4
○Subclipseのインストール
Subclipseのインストール自体は、本家ページを参考に。
ただ、パッケージの依存関係とかでちょっとハマったので、必要なパッケージ一覧を載せとく。
○公開鍵認証の準備
次のステップがSSHの使用。会社は北米とフィリピンに開発拠点があって、レポジトリは北米のデータセンターに置く事にした。と言う事で、SSHでのアクセスは必須。
毎回パスワード入力するのは面倒だし、パスワードをローカルコンピュータに保存するのもイマイチ。なのでSSHの公開鍵認証を使う事に。SSHの公開鍵認証についての詳細はここでは省略。PuTTYgenで鍵を作成して、公開鍵をサーバーの.ssh/authorized_keysディレクトリに保存する。
Windowsクライアント側では当然pageantを起動して、秘密鍵を登録するんだけど、そっから先の話。
まずはサーバーとの通信チャネルを確立しなければいけない。通常はこの用途にはPuTTY同梱のplinkというプログラムを使うんだけど、これってコマンドプロンプトが起動するのでちょっと鬱陶しい。と言う事で、TortoiseSVNというツールで使われているplinkの改良版、TortoisePlinkを使用する。
○Eclipseの設定
後はEclipseの設定。Subclipseの設定ファイルをちょっと変更する必要があるんだけど、このファイルは一旦Subclipseの機能を呼び出さないと作成されない。一旦、プロジェクトの新規作成でSVNレポジトリから作成するようにして、途中でキャンセルする。
自分のVistaの場合、以下のフォルダに作成された。XPの場合はDocuments and Settings以下のどっかだと思う。
c:UsersusernameAppDataRoamingSubversion
上記フォルダの config というファイルのsshで始まる行を以下のように修正。ユーザー名はSSHのアカウント名。
通常はこれでokなんだけど、うちの会社の場合SSHサーバーのポート番号を変えているので以下のようにした。
○参考ページ
- 本家のFAQに情報あり
How do I configure an svn+ssh:// connection? - configファイルの変更の仕方はこのページで知った。
- UNIX系だとこんな感じでやるらしい。