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リモート勤務に使えそうなツール10選(2016年版)

リモート勤務に使えそうなツール10選(2016年版) published on リモート勤務に使えそうなツール10選(2016年版) への2件のコメント

以前、リモート勤務に使えそうなツール10選という記事を書いたところ、そこそこ「いいね」やらブクマやらをもらったが、あれから2年近く経って内容が古くなっているので、2016年版を書くことにした。

選定方針は以下の通り。

  • Dropbox や Skype のような、誰でも知っている・使っているものは除外
  • リモートワークに特化している訳でもないものも含む
  • 一般的にどうこうより、自分のワークスタイル・開発スタイルに向いているもの・必要な物を選ぶ

背景

個人的な話

2014年時点では、リモートワークをメインになりつつあったものの、まだやり始めた段階という状況だったが、2016年5月現在は、完全にリモートワークだけの生活になった。1ヶ月に1〜2回程度は対面で打ち合わせとかもするけど、それ以外は、気分転換でたまにカフェに行くのを除くと、全部自宅からの作業となった。

仕事の内容は、ある会社の開発のお手伝いが半分位、残りの半分を受託開発やら自分の作りたいものの開発とかをやっている。その「残りの半分」の仕事は、他のフリーの開発者とかと一緒にチームを組んで進めているが、他の開発者も全てリモート勤務でやっている。

世間的な話

2014年の記事で予想した通り(?)、その後、リモート勤務を認める会社がIT関連に限らず増えてきて、色んなノウハウが世の中に出てきたと思う。ツールに関しても色々情報が出てきたので、本記事もそうしたものの1つと思ってもらえればと。

では本題。

コラボレーション系

前回は、Yammer と Slack を紹介した。Yammer の開発は Office 365 のチームに組み込まれた?みたいで、今後もっと連携が強化されて便利になるのかもしれない。が、周りでは使っている人の話をほとんど聞かないし、久しぶりに開いてみたけどあまり進化もしてなさそうなので、今回は外した。

1. Slack (基本機能は無料)

前回紹介時は新興ツールの1つという感じだったが、あれから爆発的に普及したので、今更説明は不要かと思う。なので、個人的な感想を述べるだけにしとく。

良い点

  • UIが良い(全体的に見やすくて使いやすい)
  • 色々なツールと簡単に連携できる(前回からかなり改善している)

良くない点(強いてあげれば)

  • 検索機能がいまいち
  • 最近改善されたけど、Mac用アプリがよく落ちる
  • 普段使わない操作が若干分かりにくい(チャンネルに人を追加するとか)

今も以前のアフィリンクが有効っぽいので、まだ使ったこと無い人は、是非こちらから登録してくださいませ。m(__)m

チャット・会議系

Skype や Google Hangouts で十分な面もありつつ、色々ツールが出てるので、それらを含めた。Slack の台頭により、HipChat は急速に使われなくなってきた感があるので除外した。Slack はコラボレーション系のところに含めてしまったけど、チャット系と分類してもいいかも。

2. appear.in(無料)

appear.in
appear.in のトップ画面

登録不要でビデオ・音声会議が簡単にできる。とにかく簡単。登録すると、自分専用の部屋を持てたり、チャット画面の名前とかアイコンを変えたりできる。

今までだと、新しくプロジェクトを始めたりする時って「Skype アカウント教えて下さい」とか「Gmail アカウント教えて下さい」とかしてたのが、いきなり「http://appear.in/projectname で打ち合わせしましょう」とかになるので楽ちん。

技術的には WebRTC を使ってるらしい。

3. ChatWork (基本機能は無料)

(情報開示)仕事上の付き合いあり。

前回は「機能的には十分だけど、UIがイマイチなのと他サービスとの連携が少し弱い。」と書いた。はっきり言ってこれらの部分はほとんど改良されていない。

が、なんだかんだで日本国内では使っているユーザーが多いのが最大のお勧め(?)ポイント。開発者界隈ではあまり評価が高くないけど、ビジネス系というか、非ITの人たちの間では結構使われているので、何か開発関連のプロジェクトをやろうとすると、(非ITの)お客さん等も含めたグループを ChatWork 上に作成して進めることが結構多い。

その他の良い点として、Slack だと開発チーム毎に1つの Slack チームなので、そこにお客さんとか取引先を含めるってのがやりづらいんだけど、ChatWork だとアカウントを持ってる人を誰でも自由にグループに入れられるので、柔軟にグループを作って情報共有ができる。

あと、ビデオチャットも出来るのが意外に便利。が、人数が多いと不安定。

良くない点は、UIには目をつぶるとして、APIや外部連携を強化して欲しい。これに尽きる。

4. Franz(無料)

Franz
Franzのトップページ

ま、画面をみたら何をするものかが一目瞭然なんだけど、言ってみれば複数のチャットツールに皮をかぶせただけというもの。

色んなプロジェクトをやっていると、色んなツールを使わざるを得ないんだけど、それらを1つのアプリにまとめてくれるのはまぁまぁ便利。

画面共有

5. ScreenHero(当面無料)

screenhero
Screenheroトップページより抜粋

Slack に買収されて、既存ユーザーは再び無料に。ただし、新規ユーザー登録は出来なくて、既存ユーザーからの招待のみ。ま、使ってる人はそこそこ多いし、問題にはならないけど。

買収時のブログ記事によれば、それらは Slack と統合されるまでの暫定措置らしいけど、1年以上経っても何のアナウンスもないのはどういうことだろう・・・

何をするソフトかは、上に貼った画像を見れば一目瞭然だと思うけど、画面共有をして、その画面上で2人とも個人のマウスカーソルを持つことが出来る。開発してて分からない時とかに便利。

仮想オフィスは選ばず

前回は Sococo と Sqwiggle を選んだ。また、選外で Remotty も紹介した。が、今回はこのカテゴリーのツールは選ばなかった。理由としては、使ってみてあまり便利じゃなかったから。これに尽きる。

画面の一部を同僚の顔に占拠されるのは、マルチスクリーンだったとしてもやっぱりうざい。ディスプレイが4つくらいあって、そのうちの1つの端っこの方に、とかであれば別にいいのかもしれないけど。

別エントリーで書いたかもしれないけど、リモートワークなのに、オフィス勤務と同じような考え方(同僚がいつでも近くにいる)を持ち込むのがそもそもの間違いな気がしてる。

プロジェクト管理

この辺はプロジェクトの種類にもよるし、リモート特有の話ではないが、一応載せておく。

6. Pivotal Tracker (3ユーザーまで無料)

Pivotal Trackerの画面
Pivotal Trackerの画面

すごい前に使った時は、なんかごちゃごちゃしてて使いにくい印象だったのが、最近見たら随分わかりやすくなってた。

前提として、アジャイル開発の基礎的なことが分かってる必要があるのと、かっちりアジャイルの手法を強制されるので、場合によっては使いにくいかもしれない。

7. Brabio (5名まで無料)

Brabioのチャート
Brabioサイトより

こっち側がアジャイルだなんだって言ってても、顧客側はあまりその辺は興味なくて、「スケジュール表を出してくれ」みたいに言われることが結構あるので、ガントチャートを素早く作れる、という1点だけでもこのサービスの存在価値があると思う。

自分達は、「お客様向けのガントチャートを簡単に作る」、これだけの用途にしか使ってなくて、実際のプロジェクト管理は別ツールを使っている。

オフィススイート

8. Zoho (10名まで無料)

「全般的に見るとGoogle Appsには及ばないけど、そこそこ使える。」という前回の説明から特に印象に変化は無し。

ただ、この手のツールは一度導入すると移行とかが面倒くさいので、お金を払っても Google Apps にするという選択肢もある。

自分の場合は、他のフリーの開発者と仕事をする事が大半で、会社の社員というものは存在しないので、個人の Gmail アカウントで Google Drive を使っている。

ホワイトボード

前回は色々探したもののいいのが無かったけど、あれから2年経って、使えるものが増えてきた。軽く試した感じだと、機能的にもUI的にも RealtimeBoard が一番良いように思えるけど、単機能アプリに月$35は高いなと思った。

9. BeeCanvas (無料?)

BeeCanvas の画面
BeeCanvas の画面

BeeCanvas は UI の洗練さなどで RealtimeBoard に劣るけど、機能的には十分使える。

作業効率化

10. Toggl (基本機能は無料)

Toggl サイトより
Toggl サイトより

一番最後に紹介するのはToggl。お勧め。

上の画像のように、今何をしているのかを入力するテキストボックスの横にStart/Stopボタンがあるだけの、シンプルな構成のアプリ。使い方は以下の通り。

  • 何か作業をする時にやることを書いて、Start をクリック
  • その作業が終わったら、Stop をクリック

すると、その作業に何時から何時までやったのかが記録される。どのタスク・プロジェクトにどのくらい時間をかけたか、なども集計可能。

自分が思っているメリットは以下の通り。

  • 「今は何をしてる」という意識を持つので、集中力を書いて別のこと(Facebookやニュースサイトを見たり)をやろうとすることが減る
  • 同じ理由で、マルチタスクが減るので、作業効率が高まる
  • かけた時間を可視化できるので、作業の見積りなどに役立つ

まとめ

リモートワークを2年位やってきて、色々とやりかたが定まってきた。また、その間に色々と便利なツールが出てきたので、そうしたものも取り入れながらを仕事を進めている。

今回、自分が普段使っているツールを中心に、リモートワークに便利と思われるものを10個取り上げたが、2年前に選んだ10個と比べて、半数の5個が入れ替わった。どんどん便利なツールが出てきているので、2年後くらいにまた書こうかなと思う。その頃には、リモートワークが今よりさらに定着してるのかな。

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