過大評価というか何というか…

昔ひょんなキッカケから技術書の執筆の仕事を何回かしたことがある。で、結構過大評価というか誤解される。実際は単に出版社にコネがあったり顔が広かったりすれば良いだけの場合も多い。もちろんすごい実績を持ってる人がちゃんと執筆してる場合もあるけど。
良くある誤解が
1.すごい!
自分はそれらの分野の専門家って訳ではないので、大してすごくない。初心者向けの本なのでそんなに難しいことを書く必要もなく、基本的なことを分かりやすく書くって言う方が重要なので(それがしっかり出来たかどうかも自信なし)。
2.すごい儲かるように思われる。
小室の件とかあってタイムリーだけど、「印税」って言葉の響きに騙されてる人が多いかも。
実際に入ってくるお金=定価×部数×印税率
で、印税率は大体10%弱なんだけど共著なので自分の取り分は半分程度(4〜5%)。
定価と部数は自分が携わったやつだと2500円前後で部数は…まぁ書かないけど大したことない。
と言うことで、計算すれば分かるけどガテン系バイトよりはちょっと割がいいかなって程度。


今のプロジェクトに入って数日くらいの時の、チームリーダーとの会話
リ:「Kさんって趣味で働いてる感じですか?」
私:「え?何でですか?」
リ:「印税とか沢山はいるでしょう?」
もちろん全力で否定した.
似た話として、今のプロジェクトに入った時に同じチームの人と名刺交換をしたんだけど、その人が
「Kさんからもらった名刺、同僚にとられちゃいましたよ」
とか言って、なんでか聞いたところ
「あの本の著者の名刺を持ってるなんてすごい!」とかそんな感じらしい。
悪い気はしないけれど、何か誤解させてしまって悪いなぁって感じ…

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です